DHAには、動脈硬化や高脂血症などの生活習慣病、認知症、アレルギーなどの改善にも大きな効果をもたらし、がんの発生と転移の抑制にも関係することが解明されましたよね。DAHは日々の食生活のなかで取り入れることが重要です。ここでは、たっぷりのDHAをおいしく手軽に摂ることができる10の食べ物をお伝えします。
dhaの効果でさびない身体になる!キレイ女子が毎日食べたい10の食べ物
食べ物1:海の王者・マグロのお刺身
■DHAは、オメガ3系の不飽和脂肪酸
脂肪酸は、脂肪の素となる要素で、複数の種類があります。
DHAは、体内で合成できない不飽和脂肪酸であり、そのうちさらにオメガ3系に分類されます。
脂肪酸はそれぞれがコレステロールを上げる・下げる、善玉菌を増やすなどの役割を持っており、バランスよく保たれていることが大切です。
ところが、現代の日本人は肉食やサラダ油などの食物油から成る飽和脂肪酸を摂り過ぎており、動脈硬化などの生活習慣病を発症しやすくなっています。
そこで、近年は不足しがちなオメガ3系のオイルとして、えごま油や亜麻仁油が話題となっています。
オメガ3系のオイルは、細胞膜の材料でもあり、身体の仕組みに直接働きかけます。
中性脂肪を減らし善玉コレステロールを増やす事からダイエットにも効果があると注目されているのです。
DHAを含むオメガ3系のオイルは、錆びない身体になれる、最強の味方と言えます。
■DHAは、魚の脂肪に含まれています。
なかでも、脂肪がたっぷり乗ったマグロは、DHAをもっとも多く含む魚です。
さらに、マグロの脂身部分・トロは、いわばDHAの宝庫です。
DHAを余すところなく食べるには、なんといっても新鮮なお刺身がお勧めです。
トロのお刺身は少々高価ですが、そもそもDHAの含有量がサケやアジの3倍以上ありますので、4~5切れで理想的な一日の摂取量(1~1.5g)をカバーできます。
マグロは手軽に手に入る食材であり、お惣菜のお寿司にもメインとして入っていますので、日々の食事に取り入れやすいですね。
食べ物2:マグロとアボガドのちらし寿司
マグロはクセがなく、様々な食材と合わせることができます。
また、アボガドは栄養が豊富なことから森のバターとも呼ばれ、アンチエイジングに効果的なビタミンEを含みます。
アボガドのねっとりした食感と、わさびじょうゆがマグロの魚臭さをカバーし、旨みを引き立てます。
それぞれをサイコロ大に切り、もみ海苔を敷いた寿司飯に乗せ、サニーレタスや胡麻を散らしましょう。
マグロもアボガドも醤油や酢とよく馴染むので、味のまとまりが良く、見た目も華やかな一品です。
食べ物3:寒い季節にはピッタリ!ほっこり暖まる、あんこう鍋
DHAは脂身が溶け出すと一緒に流れてしまうので、汁ごといただける鍋がお勧めですねっとりとしていてクリーミーなあんこうのきもには、マグロのトロに匹敵するほどのDHAが含まれています。
また、あんこうのきもには、プルプルの肌を保ってくれるコラーゲンも豊富です。あんこう鍋にビタミンCたっぷりやカルシウムたっぷりの白菜を入れて、大根おろしを添えたポン酢でいただくと、最高の美容食です。
食べ物4:お出汁がじっくり染み込んだ、ブリ大根
ブリも、マグロのトロに次いで豊富なDHAを含んでいます。
ブリ大根なら、その脂を逃さず食べられます。
アラも一緒に煮込めば、頭や中骨などからコラーゲンがたっぷり出汁汁に溶け出します。
大根はビタミンCや食物繊維が豊富ですので、肌によいのはもちろん、夕食に食べても消化しやすく、お腹に優しいのがうれしいところです。
食べ物5:お母さんの味・サバの味噌煮
サバは、旬の時期には脂がのっており、マグロやブリに次いで豊富なDHAを含んでいます。
サバを味噌煮にすると、煮汁に溶け出したDHAもしっかりいただけますし、味噌が青魚特有の臭みを消して深みのある味わいになります。
しょうがを多めに入れて煮込むと、体が温まり、免疫力もアップします。
食べ物6:秋の風物詩・サンマの塩焼き
旬の季節に店頭にならぶサンマも、DHAが豊富です。
脂肪が熱で溶けるとDHAも流出してしまいますので、DHAにさらりと塩を振り、焦げないようにふっくらと焼きます。
そして、大根おろしを添えて、皮ごと食べましょう。
薄い皮の裏側に脂肪の膜があり、DHAの宝庫になっているからです。
大根おろしにはリパーゼという脂肪分解酵素が多く含まれており、一緒に食べることによって、DHAを効率的に消化吸収することができます。
食べ物7:優しい味わい、サケのクリーム煮
サケにはDHAのほか、強い抗酸化作用でアンチエイジング・美肌には欠かせない、アスタキサンチンも豊富です。
サケを一口大に切ってオリーブオイルで軽く焼き目をつけたら一旦取り出し、玉ねぎ・にんじん・じゃがいも・マッシュルームを炒めたところに合わせ、煮込みます。
仕上げに牛乳と生クリームでとろみをつけ、塩コショウで味を整えます。濃厚なクリームにはカルシウムが豊富で、サケの生臭さを消してまろやかにしてくれます。
食べ物8:いわしのつみれ煮
いわしは身や骨が柔らかく、まるごと食べられる魚です。
まな板の上で細かく叩いて、すり鉢ですります。
いわしのすり身に、片栗粉とネギと生姜のみじん切りをたっぷり入れて練り、スプーンですくって煮立っただし汁に入れひと煮立ちしたら出来上がりです。
ネギとしょうがが、いわしの臭みを消すとともに香りが立って、食欲が増します。
また、ネギとしょうがは体温を上げてくれますので、免疫力も高まります。
食べ物9:缶詰はDHAの玉手箱!①オイルサーディン
缶詰は、新鮮な魚を手早く調理して閉じ込めてある上、煮汁と一緒に漬け込んであるため、DHAを逃さず食べられます。
■オイルサーディン缶は忙しい時の味方
オイルサーディンの缶は、小型で薄い作りをしていますので、忙しい時は缶の蓋を開けて、そのまま調理できます。
・にんにくのスライスもしくはみじん切りと鷹の爪(七味)をトッピングして、缶ごとオーブンで焼きます。
そのままお皿の中心に乗せ、周囲に切ったバゲットを盛りましょう。
バゲットにサーディンとオイルをつけて食べると、ワインにぴったりのおつまみになります。
・チーズを乗せてパン粉をふりかけ、缶ごとオーブンで焼きます。
お好みでタバスコを振っても良いでしょう。
これで立派な一品の出来上がりです。
・ボウルに叩いたきゅうりと梅肉(梅干のみじん切りでも可)と塩コショウ、オイルサーディンを汁ごと入れて和えます。
レモンやすだちを絞って食べましょう。
食べ物10:缶詰はDHAの玉手箱!②サバ缶
■サバ缶ダイエットが話題に
サバにはDHAのほか、同じく不飽和脂肪酸である「EPA」も豊富にふくまれており、このEPAは、食欲を抑えたり糖質の吸収を穏やかにする「GLP-1」というホルモンを分泌させます。
オメガ3系のDHA、痩せやすくしてくれるEPA双方を含んでいるサバ缶は、毎日継続的に食べることで太らない・痩せやすい体になるのです。
スーパーやコンビニでも手軽に、しかも手軽な値段で買えるのもうれしいところですね。
味噌煮・醤油味はそのまま食卓へだしてもよいでしょうし、水煮のサバ缶はカレーや煮物など、幅広い料理に活用できますね。
さてさて今回ご紹介いたしました、dhaの効果でさびない身体になる!キレイ女子が毎日食べたい10の食べ物はいかがでしたか?
魚に、こんな素晴らしい栄養素が含まれていたなんて、とてもうれしい驚きですね。魚は低カロリーでデトックス効果もあるため、美を追求する女性にはぴったりの食材です。DHAを含む食品を毎日取り入れて、錆びない身体になりましょう。
まとめ
dhaの効果でさびない身体になる!キレイ女子が毎日食べたい10の食べ物
・海の王者・マグロのお刺身
・マグロとアボガドのちらし寿司
・寒い季節にはピッタリ!ほっこり暖まる、あんこう鍋
・お出汁がじっくり染み込んだ、ブリ大根
・お母さんの味・サバの味噌煮
・秋の風物詩・サンマの塩焼き
・優しい味わい、サケのクリーム煮
・いわしのつみれ煮
・缶詰はDHAの玉手箱!①オイルサーディン
・缶詰はDHAの玉手箱!②サバ缶