なんだか最近身体が重くて疲れやすいという時。骨盤のゆがみが原因となっている可能性があります。骨盤は身体の中心に位置しています。この骨盤のゆがみを放置すると、美容や健康面に大きな悪影響を及ぼします。
病院や整体に行かないと、骨盤のゆがみは治らないと思いがちですが自分でゆがみを改善する方法があります。今回は、自宅で簡単にできる骨盤のゆがみを改善する方法を5つご紹介いたします。
正しい骨盤へ☆自宅で簡単にできるゆがみを改善する5つの方法
その1:骨盤のゆがみをチェックしよう
自分が気づかないうちに、骨盤がゆがんでしまっている可能性があります。まずは自分の骨盤をチェックしてみましょう。
[ 骨盤をチェック ]
①目をつむり片足立ちを10秒してみましょう。全くぐらつかずに立っていられた人の骨盤は正常でしょう。しかし10秒立っていられなかった人は、骨盤がゆがんでいるといえるでしょう。
②椅子に座って足を組んでみてください。左右両方試してみて組みにくかったりきつく感じたりはしないでしょうか。無意識のうちにいつも同じ足を組んでしまっている人は、体が曲がって骨盤がゆがんでいる証拠です。
③地面に印をして、その上で目をつむって30回足踏みを行ってみてください。終わったら、印と自分の位置を確認してみましょう。骨盤がゆがんでいる人は、ゆがんでいる方向に足踏みがずれているのです。
その2:骨盤のゆがみの原因行動を意識しておこう
人は知らないうちにいくつかの癖が身についています。その癖が、骨盤のゆがみの原因となっている事があるのです。原因を知ってその行動をしないように心掛けてみましょう。
[ゆがみの癖の原因]
・バックを常に同じ肩にかけたり同じ手で持つ
・横向きやうつ伏せで寝る事が多くある
・長時間同じ体勢でいる事が多い
・椅子に座る時に足を組む
・ハイヒールなどの高い靴を履く事が多い
・片足に重心をかけて立つ
・片側だけで物を噛む
いくつか当てはまる項目がある人は注意してください。まずは生活習慣や癖を意識する事が大切です。
その3:自宅の空いたスペースを歩こう
とっても簡単に骨盤のゆがみ解消する方法です。自宅で右回りに3周歩くだけです。ポイントがあるのでお伝えします。
やり方は、自宅の空いているスペースで、右回りに3周歩くだけです。歩く広さは椅子一つ分の周りを歩く程度で大丈夫です。その際に膝を高く上げて腕をしっかり振りましょう。行進をするようなイメージです。
3周歩いたら、骨盤ゆがみチェックをしてみてください。ゆがみが改善しているはずです。どちらにゆがみがある場合でも右回りが効果的です。なぜなら人が日常で自然と左回りをしているためです。簡単なので1分でも時間がある時は行ってみましょう。
その4:姿勢を正して骨盤のゆがみをなくそう
骨盤のゆがみをなくすには、常に姿勢を正す事が大切です。3つのポイントを意識して日頃の姿勢を見直してみましょう。
<足の内側を意識>
まず基本の立ち姿勢からです。左右の足の爪先は、進行方向へ向けて真っ直ぐに立ちましょう。爪先が内側を向いていると、足全体の筋肉がゆるんでしまいます。
ふくらはぎ、ひざ、太ももの筋肉は、内側に引き寄せます。足の内側の筋肉を使って立つ事で下半身が安定し、骨盤の位置も正しくキープできます。
<お尻の筋肉を意識>
お尻の筋肉も内側に引き寄せるようにしましょう。
骨盤周辺の筋肉がゆるんでしまうと骨盤にも悪影響を及ぼします。自分の筋肉で骨盤を覆うガードルを作るイメージで内側へと引き締めます。
<下腹部を意識>
下腹部を使い上半身を上に引き上げる事により、骨盤が真っ直ぐに立ち正しい位置にキープできます。
骨盤が正しい位置にくると、下半身への負担も軽減するため足のラインも美しくなります。
その5:骨盤のゆがみを治すストレッチをしよう
寝る前の10分の時間で簡単にできるストレッチです。息を止めずに深呼吸をしながら行いましょう。
<ステップ1>
足を骨盤幅に開いて、膝を柔らかくして骨盤を大きく円を描くように左右30回ずつ回します。ゆっくりと大きく回す事がポイントです。
<ステップ2>
仰向けになり手を体の横に置いて両膝を立てます。両膝が離れないように意識して足を左右に倒します。倒して10秒キープします。左右10回ずつ行いましょう。
<ステップ3>
仰向けで膝を抱え膝とおでこがくっつくようにします。背中全体を刺激するように転がります。
20回ほど行いましょう。
骨盤と繋がっている背骨を刺激する事で骨盤を真っ直ぐにしてくれます。
さてさて今回ご紹介した正しい骨盤へ☆自宅で簡単にできるゆがみを改善する5つの方法はいかがでしたか?1週間続けてから再度骨盤ゆがみチェックを行ってみましょう。ゆがみが改善されているはずです。簡単な方法ばかりなので実践してみてくださいね!