バラエティ番組などで芸能人が足裏を押されて悲鳴をあげているシーン、よく見かけますね。足には足の裏を中心に、驚く程多くのつぼが存在しています。
それらの中には、むくみがすっきりしてあっという間にカモシカ脚になれるつぼもあるのです。
ここでは、足つぼ刺激で速攻すっきりカモシカ脚になれる7つのポイントについてご紹介いたします。
足つぼ刺激で速攻!すっきりカモシカ足になれる7つのポイント
ステップ1:足やせに速攻効くつぼはコレ!①足裏編
■湧泉(ゆうせん)
土踏まずの上、足の指を内側に曲げた時に最もへこむ箇所です。
このつぼは血液循環・内蔵の働きをよくする「万能のつぼ」と呼ばれています。
足つぼ刺激の準備運動、そして毎日の習慣としてこのつぼを刺激することで、むくみ知らず・不調知らずになります。
あまり痛みを感じにくいつぼですので、両手の親指を重ねて当て、体重をかけてじんわり・ぎゅーっと押すのがポイントです。
■太陽神経叢(たいようしんけいぞう)
湧泉の斜め上(内側)にあります。
代謝をぐんと上げてくれますので、脂肪が燃えやすくなります。
ステップ2:足やせに速攻効くつぼはコレ!②足首編
足首がきゅっとしまっていると、脚全体がスタイルよく見えます。
■解谿(かいけい)
足首の前面真ん中、足先を上に曲げると一番へこむ、筋の間の部分です。
押すと痛気持ちいいときは、効果が高いときです。
ここを刺激すると代謝がアップします。
つぼを直接刺激できないときでも、椅子に座っている時に、床にかかとをつけて、足先だけをなるべくおおきく、ゆっくり上下してみましょう。
■太谿(たいけい)
内側のくるぶしのすぐ後方にあります。
指でなぞると少し凹んでいます。
こちらも刺激することで代謝がアップします。
ステップ3:足やせに速攻効くつぼはコレ!③ふくらはぎ・ひざ周辺編
■委中(いちゅう)
委中は、膝の真後ろ・中央部分にあります。
リンパが集まる箇所ですので、ここを刺激するとパンパンになったふくらはぎがすっきりします。
椅子に座り、それぞれの手で膝小僧をつかみ、親指をこのつぼに当て、その手に体重をかけるように押します。
承筋・承間・ 承山は
委中の真下、ふくらはぎの中央のラインに並んでいます。
委中を刺激したあと、両手の指でふくらはぎの筋肉にそって揉みほぐすと、この3つをまんべんなく刺激することができます。
ふくらはぎの最も太い箇所がすっきりしますので、足の印象が大きく変わります。
■足三里(あしさんり)
膝のお皿の下、膝の骨と膝の筋肉が始まる箇所にあります。
お皿の外側を指で押しながらなぞっていくと少しくぼんでいて痛気持ちいい箇所です。
足が疲れているときやむくんでいるときは痛みが強いので、痛みから痛気持ちいいに変わるくらい、指で少しずつ押してほぐしていきましょう。
ステップ4:ついつい食べ過ぎてしまう!そんなときに助かるつぼ
■足の親指・人差し指周辺
親指と人差し指、およびそのほかの指の付け根部分は、刺激すると食欲を抑えることができます。
親指、人差し指…と順に指全体を揉みほぐし、それぞれの指の付け根のふくらんだ箇所を強く・緩く、と緩急をつけて揉み刺激しましょう。
■陽陵泉(ようりょうせん)
外側のくるぶしからまっすぐ上、膝の骨の端にぶつかったら、その下に少しくぼんでいる箇所があります。
このつぼはストレスなどで食べ過ぎるという場合に、出過ぎた胃酸の量を押さえて胃腸のバランスをとってくれます。
ステップ5:足つぼを刺激するための、おすすめグッズ7選
足つぼは、グッズとやり方次第で自宅でも外出先でも刺激できます。
①つぼ押し棒
木製で先が大小あり、ピンポイントに押すことができるので、効果が高いのも人気です。
②健康サンダル
はくだけという手軽さがメリットです。長時間の立ち仕事をしていてもむくみません。
③ゴルフボール
デスクの下に転がしておき、仕事や勉強をしながら、コロコロ転がすと足裏のつぼをまんべんなく刺激できます。
④青竹
お風呂やキッチンに置いておき、一日の終わりに踏むだけでその日のむくみがすっきりします。
⑤お灸
貼るタイプのお灸は、初心者用のものや熱くないタイプも出ています。じんわり熱さを感じる程度が適温です。
⑥カイロ
足のむくみやコリがひどく、痛みがあるときは棒や指などではなく、カイロでつぼを広範囲に温めると効果的です。
⑦フットマッサージャー
ほかのグッズと比べて費用はかかりますが、その分至極の気持ちよさを味わえます。
ステップ6:足つぼを刺激して効果的に足やせする3つのポイント
①温める
全身浴・半身浴などで体を温めてから行うと、足つぼだけの刺激で全身の血行が一気にアップし、効果があがります。
②刺激する前後に白湯を飲む
足つぼを刺激すると、血流やリンパの流れがスムーズになります。
体温に近い白湯をのむことで、デトックス効果が高まります。
リラックス効果のあるハーブティーでも良いでしょう。
③オイルを塗る
力を入れすぎると、皮膚がきずついたり内出血を起こしてしまいます。
手で温めたオイルをまんべんなく塗って滑りをよくしてから刺激しましょう。
外出先やオイルがないときは、衣服やタオルなどごしに刺激しましょう。
ステップ7:足つぼ刺激の、3つの注意点
①生理中・妊娠中、飲酒後、怪我をしているとき、心臓や腎臓が弱い人は、血流をよくすることがかえって症状をあっかさせることがありますので足つぼ刺激は控えましょう。
②食前食後の30分は控えましょう
。
③強く押しすぎない…深い呼吸をしながら、ゆっくりじんわりと刺激しましょう。
さてさて今回ご紹介いたしました、足つぼ刺激で速攻!すっきりカモシカ足になれる7つのポイントはいかがでしたか?
足つぼは、こっている・むくんでいるときや最初は痛みがありますが、毎日刺激していくうちにほぐれて気持ちよくなっていきます。
それに伴って、間違いなく足のラインがすっきり美しくなっていきます。
ご紹介したつぼ以外に足には多くのつぼがありますので、自分の体と対話するようにつぼを刺激して美しさ・健康を磨きましょう。