ヨーグルトは、たっぷり含まれる乳酸菌が腸内環境を良くして、ダイエットにとても効果的です。しかも、ヨーグルトの選び方・食べ方・時間帯など、少しのポイントでダイエットの効果はぐっと違ってきます。
そこで、確実に、そして効率的にヨーグルトダイエットを成功させる効果的な5つの方法をご紹介いたします。
ヨーグルトで楽々ダイエット!効果的な5つの方法
方法1:ヨーグルトダイエット初心者のあなたは、ヨーグルトドリンクからはじめましょう
ヨーグルトダイエットの方法は、一口で言うと「ヨーグルトを食べるだけ」です。ただ、ヨーグルトが酸っぱいため苦手、ヨーグルトダイエットを初めてしてみる、忙しいという方の場合は、まずはヨーグルトドリンクを飲むことから始めてみましょう。
■ヨーグルトには種類があります。
・プレーンヨーグルト:牛乳に乳酸菌だけを加えてゲル状に固めたもの
・ハードヨーグルト:牛乳に果汁などの甘味料を加え、ゼラチンでゲル状に固めたもの
・ヨーグルトドリンク(飲むヨーグルト):ヨーグルトの組織を細かくして液体にしたもの
■ヨーグルトドリンクの選び方
ヨーグルトドリンクは、プレーンヨーグルトをそのまま液体化したもののほか、果汁などの甘味料を加えたものがあります。
プレーンヨーグルトをそのまま液体化したものならば、乳酸菌の量は変わりませんので、商品の記載を確認してこちらを選びましょう。
ダイエットのためには、プレーンヨーグルトを使用したものがおすすめですが、ヨーグルトの酸っぱさが苦手という場合は、甘味料・果汁を加えたものを選んでもよいでしょう。
ただし、ヨーグルトは、原料の牛乳自体のカロリーが高めですので、低糖・低脂肪をうたったものがおすすめです。
■おうちでつくる、おいしいヨーグルトドリンク
・はちみつ入りヨーグルトドリンク…プレーンヨーグルト約50~60gに、はちみつ大さじ1杯を入れて、牛乳で割って混ぜます。
このとき、低脂肪牛乳を使用すれば、カロリーをセーブできます。
また、甘味料は白砂糖よりも黒砂糖やはちみつを使うとさらに腸内環境がよくなります。
・フレッシュフルーツ入りヨーグルトドリンク…プレーンヨーグルト約50~60gに低脂肪牛乳、そして好みのフルーツをジューサーで撹拌します。
ここにレモン汁を小さじ1杯程度加えると、美肌効果がアップします。
方法2:カロリーカットできて、女子力も上がる!豆乳ヨーグルトを作ってみましょう
ヨーグルトがダイエットに良いといっても、ヨーグルトの主原料である牛乳が体に合わない、どうしても匂いが苦手という場合は、豆乳ヨーグルトを作ってみましょう。
豆乳は牛乳と比べて脂肪分が少ないため、カロリーを抑えることができます。
さらに、豆乳には女性ホルモンと似た働きをすることで知られるイソフラボンがたっぷり含まれているため、肌や髪のツヤがよくなったり生理不順が改善するなどのうれしい効果もあります。
■大豆ヨーグルトのつくり方
材料はこの2点のみです。
・豆乳:1L
・市販のヨーグルト:約100g程度
ヨーグルトは、ゼラチンなどの入っていないプレーンヨーグルトを選びましょう。
また、粉状のヨーグルト種がスティック包装で販売されていますので、そちらを使用してもよいでしょう。
①常温に戻した豆乳に、ヨーグルトをゆっくり混ぜます。
②室温が20度以上ならば、そのまま1日程度置きます。
室温が低い場合は、容器をタオルなどにくるんで温かい場所に保管します。
ヨーグルトメーカーを使用する場合は、45度で5時間程度を目安にセットします。
固まってゲル状になったら出来上がりです。
できあがったら、冷蔵庫に保管し、1週間以内に食べきりましょう。
方法3:ヨーグルトダイエットを成功させるためには、いつ食べるとよいのでしょうか?
ヨーグルトがダイエットに効果があるのは、ヨーグルトに含まれている乳酸菌が腸内環境を整えるからです。
腸内環境が整うと、便秘やむくみが改善されるほか、腸内で善玉菌が増えて、腸内に送られてきた食べ物のカスを速やかに排出するため、溜め込みにくい体になるのです。
■ヨーグルトダイエットに効果的なのは、「夜」です
夜にヨーグルトを食べると、寝ている間に腸内でヨーグルトの乳酸菌が増え、活躍してくれます。
そして、朝にはすっきりお通じがやってくるのです。
食事のあとすぐに食べましょう。
■ダイエットの効果を上げたいならヨーグルトには牛乳由来のカロリーがあります。
そのため、通常の食事をしたうえにヨーグルトを食べると、カロリーオーバーとなります。
そのため、段階に合わせて3つの「夜ヨーグルト」を食べましょう。
①夕食に置き換えてヨーグルトを食べる
夕食を摂る時間が遅い人、日頃夕食に炭水化物や脂質の多いメニューを食べる人、そして便秘の症状が重い人には効果的です。
②夕食を半分に減らす、または炭水化物だけをヨーグルトに置き換える
夕食を食べ終わってから眠りにつくまでの時間が3時間以上取れる場合には、この方法がおすすめです。
ダイエットのストレスが少ないので続けやすいのもメリットです。
③夕食のメニューにヨーグルトを使った料理を取り入れる
・ヨーグルトにお酢(黒酢やりんご酢、バルサミコ酢など)
・オイル(亜麻仁油またはしそ油など)・塩コショウを混ぜたヨーグルトドレッシングを、温野菜や肉料理にかけて食べましょう。
・玉ねぎ、セロリ、キャベツ、きのこ類を煮込み、仕上げにヨーグルトを加えるとクリーミーであっさりしたスープになります。
方法4:ホットヨーグルトで、ダイエットの効果が急速アップ!
ヨーグルトは乳製品のため、冷蔵庫で冷やして保存しなければなりません。
ただ、ヨーグルトを冷たいまま飲むと、胃腸をはじめ体の中から冷やしてしまうことになります。
女性は男性に比べて筋肉量が少なく、また、大量に血液を必要とする子宮などの機関があるため、体が冷え性に傾きやすいものです。
そこにヨーグルトで身体を冷やしてしまうと、かえって胃が荒れたり、便秘やむくみがひどくなってしまいます。
ヨーグルトの乳酸菌が体の中で活発に活動するためにも、ホットヨーグルトを食べるのがおすすめです。
■ホットヨーグルトのつくり方
至ってシンプルです。ヨーグルトを電子レンジで加熱するだけです。
500Wで40秒~1分が目安です。
加熱しすぎると乳酸菌が死滅しますので、「人肌くらい」の温かさを目安に温めます。
ただ、温めると酸味が増して食べづらくなるため、以下のように様々なものを混ぜておいしくいただきましょう。
・グラノーラ…繊維質たっぷりなので、便秘解消の効果がアップします。
・黒ごま…セサミンやビタミンEたっぷりなので、美肌・アンチエイジング効果も。
・きなこ…大豆の優しい甘味とイソフラボンの働きで美畑効果も。
・ココア…意外と繊維質が多く、アンチエイジング効果のあるイソフラボンもたっぷりです。
方法5:ダイエットに効くヨーグルト最強の相棒とは?
プレーンヨーグルトになにも加えないで食べるという方法よりも格段にダイエット効果が上がるヨーグルトの食べ方があります。
それは…ヨーグルトと一緒に「オリゴ糖」を食べるという方法です。
■オリゴ糖とは
一般的には、ブドウ糖や果糖といった単糖(それ以上加水分解できない物質)が2~20個程度つながったものを言います。
オリゴ糖は、腸内で善玉菌を増やす働きがあります。
そのため、ヨーグルトとともにオリゴ糖を食べると、ヨーグルトに含まれる乳酸菌がより一層活発に働き、ダイエット効果を高めてくれるのです。
また、オリゴ糖は少量でも力を発揮するのが特徴です。
■オリゴ糖を多く含む食品とは
・果物…バナナ、りんご、ぶどうなど
最も手軽なのはバナナですね。さっと皮をむいてヨーグルトと一緒に食べるだけ。
繊維質やカリウムも豊富で、食べごたえと腹持ちがよいのもダイエットにはうれしいフルーツです。
・野菜…キャベツ、ごぼう、アスパラガス、たまねぎなど
サラダや温野菜にヨーグルトのドレッシングをかけるだけで相乗効果があがります。
・調味料…はちみつ、しょうゆ、味噌など
はちみつはダイエットのときの口さみしい時にストレスを減らしてくれるうれしい味方です。
バナナとはちみつを常備しておきましょう。
さてさて今回ご紹介いたしました、ヨーグルトで楽々ダイエット!効果的な5つの方法はいかがでしたか?相性の良い食材も多く、料理やドリンクと幅広いレシピで楽しめるヨーグルトダイエットなら、飽きずに続けられそうですね。
ダイエットだけではなく、美肌効果・アンチエイジング効果も抜群ですので、今日から早速始めてみましょう。